不動産の仲介・買取・管理のことなら

株式会社各務恒産(カガミコウサン)

Step.4 自宅を売りに出す

媒介契約を結ぶと販売活動が始まります。購入を検討するお客様が住まいを見学に訪れますから、印象を良くするための準備をしておきましょう。また、販売状況については、定期的に宅建業者からの報告を受けるようにします。

プロが行う販売活動とは?

早期に、より良い条件で住まいを売却するためには、多くの人に物件を知ってもらえるような情報発信が必要です。そのため、仲介の依頼を受けた宅建業者は、新聞折り込み広告や住宅情報誌などを活用して幅広く広告宣伝活動を行っています。また、購入物件を探している人が、週末の好きな時間に自由に見学ができるオープンハウス(オープンルーム)といった販売方法もあります。
また、ハトマークサイト(公益社団法人 全国宅地建物取引業協会連合会が運営する不動産情報検索サイト)では、消費者が情報を集める際に参考となる各種データを提供しており、全宅連傘下の宅建業者から提供される物件情報をスピーディーに検索できます。

ハトマークサイト:http://www.hatomarksite.com/

見学者の来訪に向けて準備しておくことは?

購入の検討に値するかどうかは、第一印象で判断されるのが一般的です。したがっていくら個人の売主とはいえ、買主となる“お客様”を迎える準備が必要となるのです。
建物の内外部の清掃、整理整頓など、できる限り“商品”としての見栄えを良くしておきましょう。また、見学は週末の日中がほとんどですから、大切な“お客様”を逃さないためにも、なるべく週末は自宅にいるようにしましょう。

要チェック来訪者への印象を良くしたい。そんなときは…

水回りをきれいにしよう!

来訪者の印象を良くするには、水回りをしっかりと掃除して、きれいにしておくことがポイントです。台所とその換気扇、風呂場、トイレ、洗面台などが汚れていると、いくら部屋がきれいに片付いていても、家全体の雰囲気が暗く、印象の悪いものになってしまいます。
あまりにも汚れがひどい場合には、ハウスクリーニングなども検討してみましょう。

販売状況の経過報告を受けましょう

宅建業者へ住まいの売却を依頼したとき、「いったいどのように販売活動されているのか?」と疑問に感じたり、「いつごろ売れそうなのか?」と、不安に思うところがあるでしょう。そこで、「専任媒介契約」あるいは「専属専任媒介契約」によって売却の依頼を受けた宅建業者は、その依頼者である売主に対して日々の営業活動に関する「業務処理状況の報告」を行うことになっています。
例えば、どのような広告を使って営業しているのか?それに対する問い合わせの状況や購入を検討している人の反応がどうか?などが書面または電子メールによって定期的に報告されます。こうした報告を受けることによって、売主自身が販売状況を把握すると共に、売出価格の調整を検討してみたり、新しい販売方法を試してみたりすることになります。

要チェックエアコンなどの付帯設備。 どうすればいいの?

原則、引渡しまでに取り外します。

居室部分の照明器具やエアコンなどの付帯設備は、本来、買主へ物件を引き渡すまでの間に売主が取り外して処分することになっています。しかし、中古住宅の場合、そのまま付けて売却することも決して珍しくはありません。もし、付帯設備を付けての売却を希望するのであれば、その内容を事前に決めておきましょう。
なお、壊れて使えなくなっているエアコンなどは、当然に売主の責任で処分してください。

売買契約の価格やその他の交渉は、購入申込みを受けてから…

購入希望者があなたの住まいを気に入れば、宅建業者を通じて購入の申込みが入ります。この申込みは口頭によるものではなく、『不動産購入申込書』といった書面で行われます。そして、この書面に買主の希望条件等が書かれていますから、条件面で納得できるものであれば、『売渡し証』を買主へ発行し、契約に向けた準備に入ります。
ちょっと面倒と思えるかもしれませんが、不動産のような高額な取引の場合すべて書面をもって行うのが、なによりもトラブル回避という意味で大切なことなのです。

契約に向けて準備するもの

  • 登記済証(権利証)または登記識別情報通知書
  • 印鑑(認印あるいは実印)
  • 運転免許証など(本人確認ができるもの)
  • 収入印紙(売買金額に応じて金額が異なる)
  • 固定資産税・都市計画税の納付書
  • 仲介手数料の一部(半分程度が一般的です)
  • 建築確認通知書、検査済証、建築協定書など
  • 管理規約・使用細則等(マンションの場合)
  • 権利証や、建築確認通知書等、管理規約などは買主へ写しを交付し、原本の引渡しは、残代金の受領および引渡しのときです。
  • 上記の項目は、あくまでも一般例です。契約時にはその他の書類等が必要になることがあります。

↑ページトップへ